ノスタルジック

夜の車窓からふと外を眺めてみると
夏祭りが行われていました。
太鼓を打つ男性,
ほのかな朱色で境内を照らす,堤燈の明かり。
狐の嫁入りを見るような,
幻想的な光景をほんの1・2秒の間,見ました。
しかし,それ以上の時間が流れているようにも思え,
不思議な体験をしたと,一瞬間に思ってしまいました。
これが,心に残る風景というものだろうとも思いました。