ガンバルを考える

昨日に引き続き「苦労は買ってでもシロ」を考えてみる。
そもそも,苦労ってどんな意味でしょ。
と,あるサイトで調べてみました。

苦労
1 精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること。
苦しい→痛みや圧迫感で、肉体的にがまんができない
苦しい→悩み・せつなさ・悲しさ・後悔などで、心が痛んでつらい
2 人に世話をかけたり、厄介になったりすること。

ちなみに,フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で苦労を検索したら,
プログラマーが引っかかった。(それに係わる人が多いからか...)

なんだか,やな雰囲気です。常用字解
さらに深く調べてみよう。
常用字解(白川静)を引くと,

苦労は古くは劬労といい,劬は体を曲げてスキで耕すこと,
農耕に苦しみ疲れるという意味であった。

なるほど,苦労は農業の苦しみかぁ。悪くない。
なぜなら,苦しみのあとに実りがあり,苦労が実を結ぶって事だ。

今日の言葉:

「やっとここまでたどり着いたという感じ。いいことはあまり頭に残っていない。少しのいい思い出のために、みんな一生懸命やっている」。広島一筋に17年、2千本安打を達成した野村謙二郎内野手
朝日新聞2005年07月01日(金曜日)付 天声人語より)