旅と本

昨日に引き続き,「読書のすすめ(第10集)」を題材に。


この本を読んでいると旅と本を主題とした
文章が多いことに気づきます。
そして,旅の時に読む本は普段はあまり読まない
スローtempoな本を読むらしいのです。
そして,旅をしている本を読んでいる自分とを重ねあわせたり,
風景や情緒に浸ったりするらしく,それがいかにも幸せそうなのです。


たしかに,旅をしているとき読んでいた本のことは
ケッコー覚えていたりします。
普段は読んだ本の季節すら覚えていないのに
旅行で読んだ本の事は電車の状態から覚えています。
周囲の環境,頭の中すべてが非日常であるところが新鮮で記憶してしまうんだろうな。


その旅と本いっては何ですが,
自分の娯楽のひとつに気づきました。
それは,ショッピングしかも家からチョット離れた本屋で。
今日は,1冊しか買わないと心に決め,
ひたすらア〜デモナイ,コ〜デモナイ,
こんな本もあるのかと感心,そして立ち読みと
2・3時間を過ごしたら…,あ〜ら不思議,疲れているのに
気持ち良く満たされた感じ。自分で見つけた1冊のうれしさで
爽快感も漂う始末です。
「あ〜これも俺の娯楽の一つなんだな」と思いながらの歩く夏の夜でした。