世界遺産

新聞のコラムを見て，気づかされました。
去年の夏に旅行した，知床が世界遺産に登録されたのを。
あそこが，世界遺産なのかぁと感じるのです。
確かに，キレイでした。
しかし，乏しい知識と車での気軽な旅行という感じが，
オレの想像する世界遺産とのイメージとあまり合致しないのです。
ソレならば，摩周湖の方が美しかったなぁと感じてしまうのです。
それに，この写真。
かわいいキツネ君なのですが，毛とか荒れてるんですよ。
なんか病気みたいな．．．。
オレみたいなチャランポランな観光客と触れ合ううちに
自然に戻れなくなってしまったんじゃないかと思えるんです。


知床の由来は、アイヌ語の
「シルエトク」（大地の果て、大地の突き出た所）。


未来の知床が自然遺産や大地の果てでは無く，
ただの観光地となっていない事を願うばかりです。

文化遺産及び自然遺産のいずれの物件が損壊し又は滅失することも、
世界のすべての国民の遺産の憂うべき貧困化を意味する
（世界遺産条約より）