写真は歴史のアルバム

今日は恵比須の東京都写真美術館
世界報道写真展2005を見にいってきました。
アラファト死去、北オセチアの学校占拠、オリンピック、
イラクスマトラ地震ダルフールの人道危機…。

World Press Photo 05

World Press Photo 05



記憶の片隅においやられた、
去年の出来事を思い出すと共に、
新たな感銘を受けました。
これ等の作品に多く見られるのは死、悲しみ、虚無でした。
そして、歓喜を写した作品が少ない。
この事から世界は哀しみに満ちていると思ってしまうのです。
けれど思うんです、
この様な事実を知り、共感する事が、世界と繋っているという事だと。
今日は、そういう意味で世界と繋っていると思えた一日でした。

すべての生命は生命より生じる。
ルイ・パスツール

科学も,人間の歴史も生命のつなぎあい。
その結果が今,そして未来ではないだろうか。